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Docker ComposeでRedmine環境構築

最終更新日:2023/09/18

Docker ComposeでRedmine環境を構築しよう。

使用するイメージ

RedmineはBitnami版Redmine、データベースはPostgres、リバースプロキシとしてHttpsPortalを使用する。

HttpsPortalは自動でLet's Encryptの証明書を取ってきてくれる機能があり、かなり便利。
ローカルやイントラネットで動作させる場合、HttpsPortalは不要だと思うので、これ自体使用しなくていい。

Redmine

containers/bitnami/redmine at main · bitnami/containers
https://github.com/bitnami/containers/tree/main/bitnami/redmine

Postgres

GitHub - docker-library/postgres: Docker Official Image packaging for Postgres
https://github.com/docker-library/postgres

HttpsPortal

SteveLTN/https-portal: A fully automated HTTPS server powered by Nginx, Let's Encrypt and Docker.
https://github.com/SteveLTN/https-portal

詳細な説明

Redmine

初期ユーザーと環境設定。

environment:
  - REDMINE_USERNAME=user
  - REDMINE_PASSWORD=password1234
  - REDMINE_LANGUAGE=ja

データベース設定。
Postgresの設定と合わせる。
「REDMINE_DATABASE_TYPE」は使用するDBの種類、今回はPostgresを指定。
「REDMINE_DATABASE_HOST」はDB接続先、Postgresのサービス名を指定する。

  - REDMINE_DATABASE_TYPE=postgresql
  - REDMINE_DATABASE_HOST=redmine_db
  - REDMINE_DATABASE_PORT_NUMBER=5432
  - REDMINE_DATABASE_USER=redmine_user
  - REDMINE_DATABASE_PASSWORD=redmine_user_1234
  - REDMINE_DATABASE_NAME=redmine

DBのコンテナが起動してから、Redmineコンテナを起動させる。

depends_on:
  - redmine_db

直接Redmineにアクセスする場合は、下記の設定でアクセスするポートと内部のポートを指定する。

ports:
  - '13000:3000'

Postgres

Redmine用のデータベース設定。

environment:
  - POSTGRES_USER=redmine_user
  - POSTGRES_PASSWORD=redmine_user_1234
  - POSTGRES_DB=redmine

https-portal

特定のドメインでアクセスされた場合にRedmineへリダイレクトさせる。
上記なら「example.com」にアクセスした場合、内部の「redmine:3000」へアクセスさせる。

DOMAINS: 'example.com -> http://redmine:3000'

本番環境の場合はこのSTAGEに「production」を設定する。
そうするとLet's Encryptへ証明書を取りに行き、ちゃんとしたHttpsで通信できるようになる。
テスト環境の場合はこの行自体をコメントアウトする。
そうするとHttpsPortalがオレオレ証明書を作り、なんちゃってHttpsで通信できるようになる。

STAGE: 'production' # Don't use production until staging works

早い話アップロードできる最大サイズ。
画像ならこれくらいで十分だと思う。

CLIENT_MAX_BODY_SIZE: 10M

Httpsでアクセスさせる。

HSTS_MAX_AGE: 15768000

docker-compose.yml

version: '2'
services:
  https-portal:
    image: 'steveltn/https-portal:1.23'
    container_name: 'https_portal_cont'
    ports:
      - '80:80'
      - '443:443'
    volumes:
      - 'https_portal_data:/var/www/vhosts'
      - 'https_portal_log:/var/log/nginx'
      - 'https_portal_logrotate:/var/lib/logrotate'
    environment:
      DOMAINS: 'example.com -> http://redmine:3000'
#      STAGE: 'production' # Don't use production until staging works
      CLIENT_MAX_BODY_SIZE: 10M
      HSTS_MAX_AGE: 15768000

  redmine_db:
    image: 'postgres:16.0-alpine'
    container_name: 'redmine_db_cont'
    restart: always
    volumes:
      - 'redmine_db_data:/var/lib/postgresql/data'
    environment:
      - POSTGRES_USER=redmine_user
      - POSTGRES_PASSWORD=redmine_user_1234
      - POSTGRES_DB=redmine

  redmine:
    image: 'docker.io/bitnami/redmine:5'
    container_name: 'redmine_cont'
    restart: always
    depends_on:
      - redmine_db
    volumes:
      - 'redmine_data:/bitnami'
    environment:
      - REDMINE_USERNAME=user
      - REDMINE_PASSWORD=password1234
      - REDMINE_LANGUAGE=ja
      - REDMINE_DATABASE_TYPE=postgresql
      - REDMINE_DATABASE_HOST=redmine_db
      - REDMINE_DATABASE_PORT_NUMBER=5432
      - REDMINE_DATABASE_USER=redmine_user
      - REDMINE_DATABASE_PASSWORD=redmine_user_1234
      - REDMINE_DATABASE_NAME=redmine

volumes:
  https_portal_data:
    driver: local
  https_portal_log:
    driver: local
  https_portal_logrotate:
    driver: local
  redmine_db_data:
    driver: local
  redmine_data:
    driver: local

コンテナ起動

コンテナ起動後HttpsPortalで設定したドメイン(HttpsPortal未設定の場合はRedmineに設定したポート)にアクセスして画面が表示されていれば完了。
HttpsPortalのSTAGE設定で「production」を設定した場合、Let's Encryptに証明書を取りに行くので、初回起動のときは5分ぐらい待つと良い。


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View Customize

最終更新日:2023/09/18

Redmineの見た目をカスタマイズできる神プラグイン。
このサイトでもがっつり使ってます。

インストール方法

onozaty/redmine-view-customize: View customize plugin for Redmine
https://github.com/onozaty/redmine-view-customize

他のプラグインと同じく、Redmineのプラグインフォルダに入れてインストールコマンドを打つだけ。
詳細はリンク先へ。

サンプル

有用なものをピックアップ!
公式リポジトリにもたくさんあります。

onozaty/redmine-view-customize-scripts: Code examples for "Redmine View Customize Plugin"
https://github.com/onozaty/redmine-view-customize-scripts

パスのパターン:
種別:CSS
div#top-menu a.help{
   display:none;
}
パスのパターン:/projects/
種別:CSS
.activity{
   display:none !important;
}
パスのパターン:/wiki[/]*
種別:JavaScript
$(function(){
 $('a[href^=http]').attr('target','_blank');
});

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Redmine

最終更新日:2023/09/18

有名なプロジェクト管理ソフト

Docker関連

プラグインを入れたイメージの作成
Redmineのプラグインを入れたイメージをビルドする。

Docker ComposeでRedmine環境構築
Redmine+PostgreSQLのシンプルなやつ。

プラグイン

View Customize
見た目をいじれる神プラグイン。

リンク

Redmine
https://www.redmine.org/


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プラグインを入れたイメージの作成

最終更新日:2024/09/07

Podmanで解説します。

イメージ作成

containers/bitnami/redmine at main · bitnami/containers
https://github.com/bitnami/containers/tree/main/bitnami/redmine

RedmineはBitnamiが作成しているDockerイメージで簡単に構築可能。

今回はこのBitnami版RedmineにView Customizeプラグインを入れる。
そのためにDockerfileを編集し、予めプラグインを入れたイメージを作成する。

(1):ファイル取得

リポジトリをクローンして取得する、普通に圧縮ファイルで取得して解凍してもOK。
いつからか、Bitnamiの各種コンテナが1つのリポジトリに集められてしまった。 超見づれぇ~
今回必要なのは「bitnami/containers/redmine」のみで、他の不要なフォルダは削除してしまっても問題ない。

bitnami/containers: Bitnami container images
https://github.com/bitnami/containers/

今回入れるView Customizeプラグインも同様に取得しておく。
プラグインは後でイメージにコピーするので「5/debian-12/」フォルダに置いておく。

onozaty/redmine-view-customize: View customize plugin for Redmine
https://github.com/onozaty/redmine-view-customize

(2):Dockerfile編集

「5/debian-12/」フォルダに移動し、「Dockerfile」をエディタで開き編集する。

やることは1つで、プラグインをイメージにコピーする文を追加する。
イメージ作成時はプラグインをコピーするだけで、コンテナ作成後に手動でセットアップする。
手動セットアップ方法は後ほど。

...
RUN apt-get autoremove --purge -y curl && \
    apt-get update && apt-get upgrade -y && \
    apt-get clean && rm -rf /var/lib/apt/lists /var/cache/apt/archives

# ここから
# Add Plugins
COPY view_customize /opt/view_customize
# ここまで

COPY rootfs /
...

以前はView Customizeプラグイン用に「Nokogiri」というライブラリを使用するためのパッケージをインストールしていたが、不要になった。
(Native gemsに組み込まれたらしい)

なんかまた必要になった。
インストールする分には悪さしないと思うので、もう確定でインストールしちゃいましょう。

まずは「Nokogiri」というライブラリを使用するためのパッケージをインストールさせるようにする。
https://nokogiri.org/tutorials/installing_nokogiri.html

パッケージインストール文に、必要なライブラリ「build-essential」「patch」「ruby-dev」「zlib1g-dev」「liblzma-dev」を追加する。
さらにプラグインインストール時に要求された「wget」も追加する。

# Install required system packages and dependencies
RUN install_packages (長いので中略) zlib1g-dev build-essential patch ruby-dev liblzma-dev wget

以前の手順ではイメージ作成時にセットアップしていたが、その方法はできなくなった。

以前のプラグインセットアップ手順(クリックで展開)

(3):ビルド

ビルドしてイメージを作成する。

podman build ./ -t redmine_custom:1.0.0 --format docker

「--format docker」はPodmanのビルド用オプション。
Bitnami版RedmineのDockerfileがDocker用に作成されているので、それに合わせる。

終了後はイメージ一覧コマンドで作成され追加されているか確認する。

コマンド

podman images

結果

REPOSITORY                       TAG          IMAGE ID      CREATED         SIZE
localhost/redmine_custom         1.0.0        c8e21d2f0626  27 minutes ago  743 MB

(4):プラグイン手動セットアップ

プラグインを有効にするには、コンテナ作成後に手動でセットアップする必要がある。
といってもコンテナに入ってプラグインをRedmineのプラグインフォルダに移動させ、そこでインストールコマンドを打つだけ。
インストールした後はコンテナの再起動を忘れずに。

1.コンテナに入る

podman exec -it (コンテナ名) /bin/bash

2.プラグインをRedmineのプラグインフォルダに移動

cd /opt/
mv view_customize/ bitnami/redmine/plugins/

3.Redmineのフォルダに移動しインストールコマンドを実行

cd bitnami/redmine/
rm Gemfile.lock
bundle config unset deployment
bundle install

動作確認

実際に作成したイメージを使って、ちゃんとプラグイン一覧にView Customizeがあれば完了。
ちなみに2個以上のプラグインをDockerfileで入れたことないので、やりたい人は自分の目で確かめてみよう!


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