コマンド逆引き¶
最終更新日:2023/09/18
- 目次
- コマンド逆引き
起動したプロセスを確認する¶
コマンド
podman ps
結果
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
93edff9fc6f8 docker.io/gitea/gitea:1.14.3 /bin/s6-svscan /e... 4 minutes ago Up 4 minutes ago 0.0.0.0:222->22/tcp, 0.0.0.0:3000->3000/tcp gitea
「STATUS」には起動してからの時間が表示される。
エラーの場合はここに「Exited (X) 4 minutes ago」と表示される。
ログを表示する¶
コマンド
podman logs (コンテナ名)
コマンド例(コンテナ名がgiteaの場合)
podman logs gitea
結果(Giteaの場合)
Generating /data/ssh/ssh_host_ed25519_key...
Generating /data/ssh/ssh_host_rsa_key...
Generating /data/ssh/ssh_host_dsa_key...
Generating /data/ssh/ssh_host_ecdsa_key...
Server listening on :: port 22.
Server listening on 0.0.0.0 port 22.
(長いので省略)
エラーで起動しない場合など、コンテナのログを見たい時に使用する。
ここでエラーログなどがわかったら、そのコンテナに使用しているイメージのGithubやフォーラムを検索してみると原因と対策が見つかりやすい。
コンテナ内でコマンドを実行する¶
コマンド
podman exec (コンテナ名)
コマンド例(コンテナ名がgiteaのシェルを実行する場合)
podman exec -it gitea /bin/bash
結果(Giteaの場合)
bash-5.1#
「-it」オプションは現在のターミナルと標準入力を対象のコマンドに割り当てる。
コンテナ内のシェルを実行するのによく使う。
ダウンロードしたイメージの一覧を表示する¶
コマンド
podman images
結果
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE
docker.io/gitea/gitea 1.14.3 c5418be8cef7 2 weeks ago 160 MB
「IMAGE ID」は一意の文字列となり、イメージ名の代わりになる。
ダウンロードしたイメージを削除する¶
コマンド
podman image rm (イメージ名もしくはイメージID)
コマンド例(Giteaのイメージを削除)
podman image rm docker.io/gitea/gitea
「-f」オプションを付けると強制削除になる。
またイメージIDで削除する場合、先頭3桁ぐらいの指定でも削除可能。
仮にイメージIDが「c5418be8cef7」だった場合、「c54」を指定するだけでOK。
作成したボリュームの一覧を表示する¶
コマンド
podman volume ls
結果
DRIVER VOLUME NAME
local 442698b5949e0b88d1da915cb8393374fa2288e3be9d575459948855a2e29529
作成したボリュームの情報を表示する¶
コマンド
podman volume inspect (ボリューム名)
コマンド例
podman image inspect 442698b5949e0b88d1da915cb8393374fa2288e3be9d575459948855a2e29529
結果
[
{
"Name": "442698b5949e0b88d1da915cb8393374fa2288e3be9d575459948855a2e29529",
"Driver": "local",
"Mountpoint": "/var/lib/containers/storage/volumes/442698b5949e0b88d1da915cb8393374fa2288e3be9d575459948855a2e29529/_data",
"CreatedAt": "2021-07-05T22:44:34.485789416+09:00",
"Labels": {},
"Scope": "local",
"Options": {},
"Anonymous": true
}
]
作成されたボリュームがどこに保存されているかなど、ボリュームの情報を調べる時に使用する。
同じく先頭3桁ぐらいの指定でもOK。
作成したボリュームを削除する¶
コマンド
podman volume rm (ボリューム名)
コマンド例
podman image rm 442698b5949e0b88d1da915cb8393374fa2288e3be9d575459948855a2e29529
「-f」オプションを付けると強制削除になる。
同じく先頭3桁ぐらいの指定でもOK。
使われていないボリュームをすべて削除する¶
コマンド
podman volume prune
結果
WARNING! This will remove all volumes not used by at least one container. The following volumes will be removed:
442698b5949e0b88d1da915cb8393374fa2288e3be9d575459948855a2e29529
Are you sure you want to continue? [y/N]
コンテナに付属していないボリュームをすべて削除する。
削除前に警告が表示され、「y」を入力するとすべて削除される。
削除する前にちゃんと確認しておこう、ヨシ!